発達障害の特性を仕事に活かす方法

  • URLをコピーしました!

好きなことならとことん没頭する。これは発達障害の一つの特性です。中村さんも何かを好きになると徹底的に追いかける癖があるそうです。

「私は若い頃、サッカーが大好きでした。関西のJリーグチームの試合は時間が許す限り見に行き、休みの日には練習場にまでかけつけていました。サッカーに関する仕事がしたいと毎日願い、周りにも言いふらしていた結果、ある日、大好きなチームの選手とのトークショーの仕事が舞い込んできました」(中村さん)

「しかし、私は臨機応変に対応することが非常に苦手でした。一人粛々とマイク前で読むナレーションとは違い、司会やトークなどの仕事は不得手です。当日、私の司会はグダグダ。トークも決してうまくいったとは言えませんでしたが、イベントは盛り上がり成功しました。成功したのは、ゲストの選手のお陰でした」(同)

この記事を書いた人

目次